3月は全米で「女性歴史月間」が祝われる中、IGNの才能ある女性たちを紹介します。昨年はチームおすすめのゲームや番組を特集しましたが、今年は彼女たちが愛読する文学作品に焦点を当てます。
IGNスタッフが選ぶ【お気に入り女性作家】
「好きな女性作家は?」という問いに、本好きのスタッフたちは多様なジャンルにわたるユニークな回答を寄せました。IGNの女性たちと彼女たちにインスピレーションを与えた作家たちを讃えるべく、厳選された作品をご紹介しましょう!
シャロン・クリーチ
愛や喪失、人間の不完全さを繊細に描くその作風はまさに芸術的です。——マリアン・フランツェン
代表作: 『ふたつの月のウォーク』『レッドバードを追って』
ケリー・スー・ディコニック
男性優位のコミック業界で革新的な功績を残し、キャロル・ダンバースを「キャプテン・マーベル」として定着させた(後にMCUにも採用)。『プリティ・デッドリー』(神秘的な西部劇)や『ビッチ・プラネット』(フェミニストSF)などの独立作品でも独自の創造性を発揮。——チェルシー・リード
代表作: 『キャプテン・マーベル』『ワンダーウーマン・ヒストリア』『ビッチ・プラネット』
サラ・ローズ・エター
シュールでありながら鋭い観察眼が光る小説は型破りな読者に響きます。『ザ・ブック・オブ・X』(奇妙な農場物語)と『ライト』(ブラックテック風刺)は私の年間ベスト入り。——リアン・ブトコビッチ
代表作: 『ライト』『ザ・ブック・オブ・X』
N・K・ジェミン
『壊れた大地』三部作(特に『オベリスク・ゲート』)はヒューゴー賞受賞作にふさわしく、独創的な魔法体系と主人公エッスンの旅が圧巻。物語の語り口に最初は違和感があっても必読。——ミランダ・サンチェス
代表作: 『壊れた大地』三部作『我々が都市になったとき』
サラ・J・マース
緻密な世界構築で知られるファンタジーロマンスの旗手。『茨とバラの宮廷』シリーズは魔法の王国、強いヒロイン、スパイス効きすぎない魅力的な人間関係が秀逸。——ジェシー・ウェイド
代表作: 『茨とバラの宮廷』『ガラスの玉座』『クレセント・シティ』
シルビア・モレノ=ガルシア
ゴシックホラー(『メキシカン・ゴシック』)からヴァンパイア・ノワール(『セアテン・ダーク・シングス』)まで、メキシコ文化を織り込んだジャンル再定義が鮮やか。新作は即座に本棚の定番に。——MS
代表作: 『メキシカン・ゴシック』『翡翠の神々の影』
レベッカ・ヤロス
『エンパイアン』シリーズはドラゴンライダーの戦闘シーンと自然な恋愛描写が見事に融合。擬似家族の絆に支えられて過酷な試練に立ち向かうキャラクターたちに共感必至。——JW
代表作: 『フォース・ウィング』『アイアン・フレイム』『オニキス・ストーム』
ファンタジー、SF、グラフィックノベルから文芸小説まで、ゲイル・シモーネ、ハン・ガン、エリン・モーゲンスターンなど傑出した女性作家たちを網羅した拡張リストも要チェック。