フォートナイトの現行スター・ウォーズシーズンで最も期待されていたコスメティックが公開されたが、128万XPという過酷な要件がプレイヤーらを驚かせている。
物議を醸すダース・ジャー・ジャースキンが週末のアイテムショップに登場したが、購入権を開放するには莫大なXP獲得が必須条件という前例のない障壁が設けられた。この過酷な作業を終えた後でも、スキンには1500 V-Bucks(約13ドル)の価格がついている。
前例なきXP壁にファン不満
フォートナイトでは過去にもコスメティックにXP要件を設定した例があるが、今回のような大型スキンに適用されたのは数年ぶり。期間限定のスター・ウォーズイベントの目玉スキンにこの仕様を採用した意図は特に不可解だ。
6月7日で終了するシーズンの残り期間が短いため、バトルパスを既にクリアしたプレイヤーは追加の時間を費やす必要に迫られている。
「このスキンを楽しみにして喜んで購入したかった」とRedditユーザーは嘆く。「だが金を使う『特権』をまず稼げと言われた瞬間にゲームを閉じた」
価格体系が論争呼ぶ
状況を悪化させているのが、同時リリースされた標準版ジャー・ジャー・ビンクススキン(即時購入可能/1500 V-Bucks)と各種アクセサリーバンドルだ。ガンガン種族テーマの全コスメティックを揃えると約6500 V-Bucks(50ドル超)の出費となる。
「基本版ジャー・ジャーだけでも20ドル」と別のプレイヤーが批判。「両バージョンとアクセサリーを合わせると52ドル。本来ならスタイル違いの単一スキンであるべきものだ」
フォートナイト×スター・ウォーズ ウォッチパーティーアイランド スクリーンショット
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擁護派は選択権を主張
コミュニティの一部は「コスメティックは任意購入」とシステムを擁護。「単なるスキンだぞ―欲しくなければ買わなきゃいい」と、同キャラクターのスター・ウォーズにおける負の歴史を引き合いに出したプレイヤーもいる。
XP要件を「達成可能」と感じたユーザーも:「計8~9時間かかった。ロケットレーシングとアライメントチャレンジでXP効率を最大化。1500 V-Bucksならデスストロークのようなプレミアムスキンより実は安い」
次回はマンダロリアンコンテンツ
スター・ウォーズイベント最終週を迎え、Epic Gamesはマンダロリアン戦士へ焦点を移す。カスタマイズ性の高いマンダロリアンスキンが近日ショップに登場し、6月7日のライブナラティブイベントでクライマックスを迎える。ゲームマップ上に浮かぶ不気味なデス・スターが関与するとの見方が強い。
今回の物議を醸すリリースは、Epic Gamesが米国でのiOSアプリストア復帰をAppleに阻止されたばかりの訴訟最中に行われた。